JR西日本のネット予約サービスであるe5489は、大阪方面のJR西日本エリアや首都圏方面へは簡単に予約ができるのですが、JR東海を挟むしらさぎ号の名古屋行は少し予約がめんどくさかったので備忘録。特に敦賀から先乗り換え無しでの予約が少し面倒。
最速で行く場合は標準の経路検索でOK
金沢名古屋間で経路検索すると、必ず最速ルートである、北陸新幹線→しらさぎ→東海道新幹線というルートが出てきます。基本的に、みんな早く行きたいと思うのでこれで良いと思います。
1.新規予約をクリックした後、条件入力の画面で”駅名を入力”に切り替えます。1

2.駅名を指定し、検索するをクリックします。

3.検索結果にいろんな経路(京都経由)などが表示されますが、北陸新幹線ーしらさぎー東海道新幹線のルートになっている最短のものを選択します。また、名古屋金沢間はWEB早特7が適用されます。

WEB早特7
WEB早特7は、金沢大阪間や金沢名古屋間に設定されている種別の割引きっぷで、7日前までの予約で安く乗ることができます。また、米原名古屋間はしらさぎの指定席を受けていない場合は、東海道新幹線に乗ることが可能で実質無課金で東海道新幹線乗ることができます。2
WEB早特7で乗りたい場合は以下のように東海道新幹線区間を自由席に設定するように選択します。

4.WEB早特7が現れるのでこれを選択すると安く乗れます。

敦賀から先乗り換え無しで行く場合。
先程の手順は、乗り換え指定とか特になしで検索かけたため、最速ルートが表示されています。
米原での乗り換えがめんどくさいし、別に早くなくていいし、そのまましらさぎに乗っていたいという方も中にはいらっしゃると思います。なので、その予約手順もご紹介します。
1.先程の駅名を入力の画面にしたら、同様に駅名を指定します。乗り換え指定を乗り換えせず利用する区間を指定にします。ここで、乗車駅をしらさぎの起点である敦賀、降車駅を終点の名古屋にします。(金沢へ行く場合は逆にします)

2.すると敦賀から名古屋まで乗り換えせずに利用する便(しらさぎ名古屋行)が表示されるので、指定席をどちらとも選択します。どちらとも指定席を選択することでWEB早特7の切符を買うことが可能になります。

番外編
乗継きっぷ+EX自由席
EX予約、スマートEXを利用した場合に利用できる乗継きっぷという割引きっぷもあります。
こちらの切符とスマートEXの自由席を組み合わせることで通常運賃より安く乗ることができますが、正直なところ金沢までだとWEB早特7が安い場合があり受け取りについても注意が必要3なため、あまりおすすめはしません。4福井までならWEB早特7より安くなるため、このきっぷも選択肢の一つです。

乗継きっぷについては金沢大学がPDFで予約手順をまとめてあります。ご参考までに。
https://tokada.w3.kanazawa-u.ac.jp/ex5489/yoyaku.pdf
北陸観光フリーきっぷ
名古屋から北陸方面へ行く方のみでe5489関係ないですがご紹介だけ。
静岡や名古屋から北陸方面へ行く場合、北陸観光フリーきっぷというものがあります。
このきっぷはなんと北陸エリアすべて乗り放題になる切符で、北陸新幹線の自由席や北陸の三セクの殆どが乗り放題になります。
ただし、往路、復路でしらさぎとひだの片方ずつ乗る必要があります。また、きっぷも窓口とサポート付き券売機のみになるため、少々手間です。なので北陸たくさん移動する必要がある方はこちらのきっぷも選択肢として入れておくのもありかと思います。詳しくは以下のリンクから詳細をご覧ください。

まとめ
今回は、しらさぎの予約をまとめてみました。少々面倒ですが、WEB早特7でちょっとだけ安く乗れるのでご参考までに。
- リストに名古屋が出てこないため。 ↩︎
- のぞみ全車指定席期間は東海道新幹線に乗ることができません。 ↩︎
- 乗継きっぷはJR西日本エリアでしか受け取りができません。(名古屋駅での受取不可) ↩︎
- 米原から名古屋は自由席の早特の設定がないため。 ↩︎
コメント